編集プロダクショ出するには?(ギャラリストに)
編集プロダクション ロックスターのコラムです。
コラム:編集プロダクショ出するには?(ギャラリストに)
ジャンル:編集プロダクション知識
編集プロダクション退職後、編集者以外の道が開けたパターンとしては、荻原美智子さん(仮名)の例もひじょうに興味深いものがありました。
萩原さんは、都内の有名私立大学を卒業後、編集プロダクションに入社。某高級婦人誌の制作スタッフとして、出版社の編集部に派遣されたといいます。
所属は編集プロダクションだけれども、働くのは出版社の高級社屋、聞いている分には何とも不思議な感じがしますが、編集部には荻原さんと同じような立場の編集者が何人かいたそうです。
任期は3年、延長はなし。任期の3年を終え、編集プロダクションに帰ることが決まった荻原さんは、思い切って会社を辞めることにしたそうです。
経費の清算などに訪れた編集プロダクションの荒み具合にうんざりしたのと、制作していた雑誌を通して知ったテーブルウエアの世界にすっかり魅せられてしまったからだといいます。
今萩原さんは、ギャラリストになるべく都内の某有名ギャラリーで修行中の身です。