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企画書(編集プロダクションで使う用語解説)

編集プロダクション ロックスターのコラムです。

コラム:企画書(編集プロダクションで使う用語解説)

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企画書とは、その言葉通り企画書です。

なぜそんな分かりきったことを話題にするのか。

編集プロダクションでの仕事は、広告代理店からの依頼で企業関係のものを制作する場合と、出版社からの依頼で書籍やムック雑誌などを制作する場合とで大きく二分化されるのですが、このクライアントが広告代理店か出版社かで、企画書の書き方が大きく異なってくるからです。

広告代理店が要求する企画書は、図や写真グラフなどを多用した、懇切丁寧で見栄えも美しい内容。間違えてもA4紙1枚に走り書きしたようなものは許されません。

企画書制作用のソフト、パワーポイントを使いこなしましょう。広告代理店はその企画書を持って、企業の広報などにプレゼンをします。

一方で出版社に提出する企画書では、それほど体裁の美しさは重要視されないようです。

むしろ、広告代理店用にパワーポイントで作るような、紙芝居的な企画書は敬遠される傾向にあるようです。重要なのは、A4の紙1枚に、企画趣旨と企画の展開案。著者や監修者、写真家などが重要になる企画ならば候補者を簡潔に書き込むことが要求されます。

>>ISBNコード、雑誌コードとは?(編集プロダクションで使う用語解説)

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