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編集プロダクションの業務内容とは?(編プロの営業編・その3)

編集プロダクション ロックスターのコラムです。

コラム:編集プロダクションの業務内容とは?(編プロの営業編・その3)

ジャンル:編集プロダクションの業務内容


ここからは、編プロの経営者や編集者が具体的にどんな風に出版社に営業をかけるのか、お話をしたいと思います。

例えばあなたが、金魚の飼い方の本を探しに本屋さんに行ったとしますよね?

あなたは、実用書コーナーの金魚の棚に行って、おそらく星の数ほどある金魚の飼い方本を前に途方にくれると思うのです(笑)。

なぜこんなにも類似本が多いのでしょうか?

それは出版社のマーケティング法の問題で、大当たりした本があれば、二匹目のドジョウを狙って類似本を猛スピードで作り上げ、売れている本の隣に並べる(笑)のが出版業界の常識だからです。

編プロはこの常識の中に、数種類の企画書を手に、切り込んで行きます。

「テレビで知ったが、金魚の飼育がブームらしい」「紀伊国屋書店のパブラインを見ていたら、急に金魚本が売れ出した」「最近どこもかしこも金魚本の広告だらけだ」と気づいたら、そくざに企画を練り上げ、付き合いのある出版社に片端から営業をかけるのです。

(編プロの営業編・その4に続く)

>>編集プロダクションの業務内容とは?(編プロの営業編・その4)

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