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編集プロダクションの業務内容とは?(編プロの営業編・その4)

編集プロダクション ロックスターのコラムです。

コラム:編集プロダクションの業務内容とは?(編プロの営業編・その4)

ジャンル:編集プロダクションの業務内容


例えば実用書が得意なA出版には、オーソドックスな『金魚の飼い方』、ライフスタイル系に強いB出版には『金魚のいる生活』、サイエンス系が多い出版社には『宇宙で暮らした金魚。

宇宙開発の現在』というような具合に、その出版社のカラーにあわせて、一つのテーマの切り口を変えていきます。

そして企画が通った暁には、「ブームが終わる前に本を売って売って売りまくるぞ!急げや急げ!」と、数冊同時進行で、猛スピードで一気に作り上げ、書店に並べてもらうのです。

その間、正味3カ月といったところ。

この「編プロ1社が複数の出版社から同じ分野の出版物の制作を請け負う」というシステム。

出版社と編プロの関係では珍しいことではありません。

また、企画はこのように出版社に持ち込む場合ばかりではなく、出版社から持ち込まれることもあります。

そうした場合も編プロは、A社から持ち込まれた『金魚の飼い方』を元ネタに、B出版、C出版用の企画を考え、いそいそと営業に出かけていきます(笑)。

(編プロの営業編・その5に続く)

>>編集プロダクションの業務内容とは?(編プロの営業編・その5)

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