編集長、デスクとは?(編集プロダクションの基礎用語)
編集プロダクション ロックスターのコラムです。
コラム:編集長、デスクとは?(編集プロダクションの基礎用語)
ジャンル:用語解説
編集者を統括する人、それが編集長でありデスクです。
出版社や編集プロダクションによっては編集長がデスクと呼ばれていたり、副編集長をデスクと呼んでいたりと変則的ですが、ヒラの編集者ではなく、責任ある立場の人間であることにかわりはありません。
部下の編集者の企画や制作物の出来栄えを細かくチェックしたり、アドバイスをしたり、制作の進行管理や予算管理なども行います。
編集プロダクションの編集長やデスクが出版社におけるそれらと異なる点。それは、彼らに最終的な決定権がない上に、出版社や広告代理店の担当者を相手とした営業マン的な役割も担わなくてはならない点です。
媒体の実権(編集権)を握っているのは、出版社の担当者や担当者の上司、もしくは広告代理店の営業マンやスポンサーである広告主です。
それを日々感じている編集プロダクションの編集長、デスクは、「何が編集長だ!何の実権もないくせに!」と日々愚痴をいい、浴びるようにして酒を呑むそうです。