写真家、カメラマンとは?(編集プロダクションの基礎用語)
編集プロダクション ロックスターのコラムです。
コラム:写真家、カメラマンとは?(編集プロダクションの基礎用語)
ジャンル:用語解説
写真家とカメラマンはまったく違う別の人種です。
写真家をカメラマンとうっかり呼ぼうものなら、その後の人間関係に間違えなくヒビが入ることでしょう。
根が深い問題ですから、修復には時間がかかりますよ!
出版・広告業界で彼らとうまく付き合っていこうと思ったら、名刺交換の際の光速チェックは必須。彼らが自分自身で何と名乗っているか、素早く見極めましょう。
ちなみに違いを解説すると、カメラマンはクライアントである編集プロダクションなどから依頼を受けて写真を撮影する職業写真家のこと。
対して写真家は、アーティストです。
撮影に際し、カメラマンと同様、編集プロダクションなどからギャランティーが支払われますが、職業写真家ではなくあくまでも芸術家としてなのです。
これは「芸術的な写真とは何か」という、口にしたら最後何日間にもわたる議論に発展しそうな問題と関わってくるので、仕事中にわざわざ口にしないほうが賢明だといえるでしょう。