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印税、買取りって何?(編集プロダクションで使う用語解説)

編集プロダクション ロックスターのコラムです。

コラム:印税、買取りって何?(編集プロダクションで使う用語解説)

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作家やライターが書籍や雑誌の原稿を書いた場合、原稿料は依頼主である出版社や編集プロダクションから「著者印税」もしくは「買取り」といった形式で支払われます。著者印税とは、定価×印刷部数(若しくは実売部数)×3〜15パーセントほど。大手出版社の場合、印税は10パーセントが通例ですが、中小出版社や売上が見込めない新人作家の場合は数パーセントの印税になったり、逆に売れっ子の場合は10パーセント以上に跳ね上がることも多々あります。

また、監修者と著者、著者何名かで、10パーセントの印税を、5パーセントずつといった風に分けあうこともあります。

また、印税には発行印税と売上印税の2種類がありますが、最近では著者に有利とされる発行印税から、版元に有利とされる売上印税に移行しつつあるといわれています。

なお編集プロダクションは通常出版権を持たないため、原稿料はページ単価×ページ数の「買取り」で支払われます。

また雑誌の場合は出版社、編集プロダクション問わず「買取り」のことがほとんどです。

>>DTPオペレーターとは?(編集プロダクションの基礎用語)

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