編集プロダクション ロックスター

編集プロダクションの業務内容とは?(実務編・その2)

編集プロダクション ロックスターのコラムです。

コラム:編集プロダクションの業務内容とは?(実務編・その2)

ジャンル:編集プロダクションの業務内容


実は、この編集プロダクションの経営者と転職活動中の女性編集者のように、経営者側と社員との間で、想定している仕事内容に食い違いが起こることはよくあります。

なぜなら、「書籍、雑誌、冊子、Webメディアの企画立案から取材、執筆、デザイン、DTP、印刷所への入稿、校正」など、制作業務の一切を行うのが編集プロダクションで、この一連の流れのどの部分を行うかは、編プロの規模や能力、そして経営者が出版社などと結んだ契約によって、まちまちだからです。

そしてさらに、行うベき作業のどの部分を内製化するか、フリーランスに外注するかなどの判断も、受注した仕事の予算や経営方針によって異なってくるのです。

ちなみにこの編プロですが、制作費削減のための内製化なのか、経営者が思い切り吝嗇家なのかはわかりませんが、このやり取りによって経営状態が良くないこともわかります。

女性編集者が発した「えええっ??????」は、「それ、編集者の仕事?」「経営状態大丈夫?」の2重の意味を持っていたというわけです。(実務編・その3に続く)

>>編集プロダクションの業務内容とは?(実務編・その3)

コラム一覧

<<編集プロダクションの業務内容とは?(実務編・その1)