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編集プロダクションの選び方とは?(出版社からの転職編)

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コラム:編集プロダクションの選び方とは?(出版社からの転職編)

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時折、大手出版社から編集プロダクションに転職を希望する編集者がいて、驚かされます。

「あなた、正気ですか?編プロのヤバさを舐めていませんか?」と耳元で叫んでさしあげたくなります(笑)。

というのは冗談にしてもこの業界では、「本を作りたいと思ったら、どんなに小さくてもいいから出版社に潜り込め、間違っても編プロには入るな!」が常識。

その常識を知らない編集者がいるはずはないので、「そんな酔狂なことを言う版元(注意:出版社のこと)のヤツは何か会社にいられなくなるような、失敗をしでかしたに違いない。

もしくは権力闘争で敗れて窓際に飛ばされたんだな」と思われるのが世の常ですし、実際にそういうひとが多いです(笑)。

出版社の人間にとって、編プロは仕事の発注先であり、設立するものであって、転職先ではないですから。よって、普通に転職活動をしても、探られたくない腹の中を探られて、うまくいかないことがほとんどです。

出版社時代に懇意にしていた編プロの中から経営状態が良さそうで、かつ経営者がお人よしそうな会社を選び、ねじ込んで幹部にでもしてもらいましょう。

間違っても編集の現場に入ろうとなんて思わないほうが、自分のため、皆のためです。(あ、なんだか嫌味ったらしい書き方ですね。笑。でも事実デス)

>>編集プロダクションの選び方(異業種からの転職編)

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