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編集プロダクションの業務内容とは?(基本編・その6)

編集プロダクション ロックスターのコラムです。

コラム:編集プロダクションの業務内容とは?(基本編・その6)

ジャンル:編集プロダクションの業務内容


前回お話したように、現在編集プロダクションは、「出版社に入社して編集者になりたかったのに、その夢を果たせなかった」学生たちの受け皿になっています。

編プロの経営者もその点をよくわかっていて、経営状態に多少の余裕があるところは毎年数人の新卒の学生を受け入れるようなこともしています。

中には、気まぐれのように採用し、安い賃金で使えるだけ使ったあげく、疲れてきたら放り出す鬼のような経営者もいますが、そんな会社ばかりではありません。

新卒を編集者として育てあげることを前提で、何もできないことを承知で、あえて採用する編プロもあるのです。

そういったタイプの編プロは、おそらく業務の中に、編集者教育が含まれているのでしょう。

全社員をあげて、企画書の立て方や優れた原稿の書き方、納品された原稿や写真のチェック方法、デザイナーへの発注法、校正の方法などの編集実務を新人に教育していきます。

また、そういったタイプの編プロの経営陣は、老舗出版社出身の編集者であることが多く、編集者としてあるべき姿など実務以外についても日々教育しているそうです。(基本編・その7に続く)

>>編集プロダクションの業務内容とは?(基本編・その7)

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