編集プロダクションを脱出するには？（フリーターに）
編集プロダクション ロックスターのコラムです。
コラム:編集プロダクションを脱出するには？（フリーターに）
ジャンル：編集プロダクション知識
編集プロダクションを３０歳で退職した渡辺雅之さん（仮名）。辞めた理由は「編集者人生に疲れたから」。
若手の中でも有望株で、幹部候補生の彼に何が起こったかと同僚は皆心配したそうですが、何を聞いても「疲れてしまった」と。
その後病院でうつ病の診断がくだされ、彼は退職していったそうです。現在はフリーター。
昼間は喫茶店でウェイターのアルバイト、深夜はホテルの厨房で皿洗い、土日はホテルの庭掃除と、アルバイトをいくつも掛け持ちしなければ生計がたてられない状況らしいですが、気苦労によるストレスは皆無だと。
マスコミ業界とは遠く離れた処で、いまとても幸せなのだといいます。
たくさんのスタッフと一緒に一つのものを作り上げていくため、気苦労が多い編集者。自分がこうしたいと思うことをはっきり伝えられずに後悔したり、逆にはっきり伝えすぎて関係がこじれたり、その連続なのだとか。
男性の渡辺さんはフリーターという道を採りましたが、女性ではこれに近いものに、結婚して専業主婦になるというものがありました。