編集プロダクションを脱出するには?(専門書出版社に転職)
編集プロダクション ロックスターのコラムです。
コラム:編集プロダクションを脱出するには?(専門書出版社に転職)
ジャンル:編集プロダクション知識
編集プロダクションを25歳で退職し、1カ月以内に建築専門の出版社へ見事転職が決まった小林真理子さん(仮名)。
出版不況で就職にあぶれる人が多いこのご時世に、なぜ転職活動がうまくいったのか聞いてみると笑顔で「好きこそ物の上手なれ」と返ってきました。
高校時代から編集者になりたかったという小林さんは、高校を卒業すると大学へは進学せずに、エディトリアル専門学校に通ったそうです。
編集者になるために早く実務を覚えたほうがよいと思ったのがその理由だそうですが、当時は出版社の受験資格が大卒以上(見込み)であることを知らず、アドバイスをしてくれる人もいなかったといいます。
専門学校卒業後は編集プロダクションに入社。アシスタントとして5年間、おもに校正や雑用を担当していたそうです。
ではなぜ、出版社に受かったのか。それは、趣味の建築探訪が評価されたからだと彼女は言います。
入社試験で知識の深さとテストで提出した建築探訪の企画が評価がされたということでした。