編集プロダクションで働くデメリットとは?(その1)
編集プロダクション ロックスターのコラムです。
コラム:編集プロダクションで働くデメリットとは?(その1)
ジャンル:編集プロダクション知識
編集プロダクションの規模が大きくなれば一人当たりの負担が減るのかと思いきや、実態はその逆です。
出版不況の現在、出版社は数打てば当たる方式で、月に何十冊も本を出します。その制作の受け皿となっている編集プロダクションが多忙になることは、当然想像できますよね。
また、編集プロダクションの多くは、出版社や広告代理店からひじょうに安い金額で仕事を請け負っています。
そのため、社員の給与を削減した上で、なるべく多くの仕事を請け負わなければ経営がうまくまわっていかない状態です。
結果、編集プロダクションの社員はどうなるか。
社員の仕事上の立場にもよりますが、朝10時に出社して毎日終電、ひどい時には数日間会社で寝泊まりするような生活が数ヶ月続いたり、その間1日も休めなかったり。
労働基準監督署が聞いたら白目をむくような状況が続くわけです。
わたしは編プロ経験者ですが、恋人と別れたり夫婦仲が悪くなったり、そんなカップルを何組も見ましたよ。