編集プロダクションの業務内容とは?(基本編・その4)
編集プロダクション ロックスターのコラムです。
コラム:編集プロダクションの業務内容とは?(基本編・その4)
ジャンル:編集プロダクションの業務内容
編集者にも階級があって、ごく一般的に平社員の編集者の上はデスク、デスクの上は編集長などと呼ばれていますが、これも会社によってチーフエディターだったり、ディレクターだったりと、さまざまです。しかしこのプロダクションの編集長には、出版社の編集長ほどの決定権はありません。
編集プロダクションはあくまでも下請け業社ですから、トップはクライアントの担当者であり、その上司でもあるわけです。次にデザイナー。
編集者のもとに集まってきた原稿や、写真、イラストなどを編集者の要望を聞きながらパソコンなどで実際に誌面上にレイアウトしていく仕事です。
このデザイナーの上司にあたるのがアートディレクターです。
次に、DTPオペレーター。オペレーターまで雇える余裕のあるプロダクションは少ないですが、おもに印刷会社に入稿するときのデータの制作や文字の修正などを担当する仕事です。
さらに会社の規模によっては、営業や、通称「社カメ」と呼ばれるカメラマンも所属しています。
「入稿」や「DTP」などの用語については「用語解説」をご覧いただくか、ググっていただくといいでしょう(笑)