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編集プロダクションで働くメリットとは?(その2)

編集プロダクション ロックスターのコラムです。

コラム:編集プロダクションで働くメリットとは?(その2)

ジャンル:編集プロダクション知識


本の売り上げに関して責任を問われたくない、自分を安全圏においておきたいと考えている編集者にとって、編集プロダクションに所属することは大きなメリットの一つといえます。

本や雑誌づくりを業とする「編集者」として生きていくには、出版社と編集プロダクション、フリーの3通りの選択肢があることは前述した通り。

出版社やフリーの編集者は本の売り上げが会社(個人)の経営状態にかかわってきますから、売り上げに関しては、編集者もかなりの部分の責任を追及されたり、責任を感じたりします。つまり、担当本の売り上げが、給与やボーナスなどの収入面や出世、査定といった社内の進退面に大きく影響してくるのです。

売れない雑誌やシリーズが廃刊になり、編集部ごとなくなるなんてことはよくあります。一方、編集プロダクションの編集者はそもそも出版社からの受注生産でギャランティーに関して印税契約も結んでいない場合がほとんどですから、ひどく売れない場合や印刷事故を起こしたりしない限りは、責任を問われたりはしないのです。

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