編集プロダクションで働くメリットとは?(その1)
編集プロダクション ロックスターのコラムです。
コラム:編集プロダクションで働くメリットとは?(その1)
ジャンル:編集プロダクション知識
すでに書きましたが、編集プロダクションは、出版社や広告代理店から本や雑誌の誌面、企業のPR誌などの制作依頼を受ける下請け業者です。
そのため編集プロダクションで働くと、例えば本を1冊作ると仮定した場合、企画→著者への原稿依頼→サムネール(絵コンテ)制作→取材、撮影→装丁デザインの依頼→紙選び→DTP→印刷など、本作りの実務経験をひと通り学び、身につけることができます。
大手出版社や編集プロダクションに限らず、編集者として働いている人の中には、表向きは雇われ編集者として振舞っていながらも、いつかは作家やフリーライター、フリーの編集に転向しようと考えている人が少なからずいます。
そうした人にとって、編集プロダクションは本づくりの仕事をひと通り覚える為の格好の学校。
10年後は作家になる、独立するための人脈づくりと目標を持っている人たちにとっては、編集プロダクションの過酷な労働環境は、あまり苦にならないようです。