編集プロダクションの業務内容とは?(編プロ、広告制作会社比較編・その1)
編集プロダクション ロックスターのコラムです。
コラム:編集プロダクションの業務内容とは?(編プロ、広告制作会社比較編・その1)
ジャンル:編集プロダクションの業務内容
ここからは、「編プロ」と「広告制作会社」の業務内容を「編集者目線で」比較しながらお話していきたいと思います。
編プロも広告制作会社もどちらも編集プロダクションであることは変わりないのですが、実はまず、クライアントの「質」がまったく違います。編プロのクライアントが出版や制作に関しては出版社に所属する「一応のプロ」であることが多いのに対し、広告制作会社が相手にするのは広告代理店に所属する営業マン(要するに素人)であることがほとんどです。
「辞令が出たから異動してきたけど、編集経験ゼロ。
でもクリエイティブなこと(笑)には興味がある」みたいなノリのクリエイティブ亡者たちが謙虚さのかけらもなく、編集長として現場を仕切りたがるオレ様タイプだったときが、地獄です。
広告制作会社の編集担当は、身体を壊すまでこの編集長に振り回されることになります。
編プロでは、編集長が指導するような原稿や写真のチェック、デザインなど、制作にかかわるすべてにおいて、素人目線で指導していただく日々が始まるのです。(その2に続く)