編集プロダクションの業務内容とは?(編プロの営業編・その5)
編集プロダクション ロックスターのコラムです。
コラム:編集プロダクションの業務内容とは?(編プロの営業編・その5)
ジャンル:編集プロダクションの業務内容
編プロはなぜ、わざわざこんな大変な、同じ分野の本を数冊も短期間のうちに同時進行で制作するような、アクロバティックなことをしたがるのでしょうか。
答えは簡単です。そのほうが効率良く制作できますし、制作費も稼げるからです。
機会があれば、同時期に出た類似本の奥付をチェックしてみてください。
監修者が同じだったり、ライターが同じだったり、カメラマンが同じだったりすることが多々あると思いますよ。
(類似本といっても、本の切り口は変えているはずですから、同じ棚に並んではないと思いますが)。
同時期に同じ分野の本を同時進行することで、スタッフが重複する部分??????例えば監修者が同じならば、1冊幾らのところをグロスで幾らと節約できるかもしれませんし、打ち合わせも1度で済ませてしまうことができます。
写真だって、1度の撮影でA出版社用の表紙、B出版社用のグラビア、C出版社用の説明カットと、効率よく撮影することができてしまうかもしれません(編プロの営業編・その6に続く)